Sunday, April 27, 2008

本を買う

今日も朝はスターバックス。8時半くらいに行ったのだが、日曜の朝だというのに、15席ほどしかない小さなスタバにラップトップを睨みつけている人が三人いた。

エリス島に行きたいと思っていたが、雨がしとしと降っていたのでやめた。昼が近づくとむしょうに吉野家の牛丼が食べたくなってきた。11時くらいに吉野家を目指してスタバを出た。42nd Street をひたすら西に向って歩く。ブロードウェイを越えるともう一息だ。タイムズ・スクエア周辺は観光客でごった返している。近くの公園でチベットの人たちの集会をやっている。

牛丼大盛りを食べてから、紀伊国屋に行った。外国人が日本関係の英語の本を探すなら、ここが一番早いだろうな。
自分用に、"The Bottom Billion", Paul Collier と"The Politics of Chaos in the Middle East", Olivier Royの二冊を買った。こんな本を買うなら、紀伊国屋である必要は全然なかった。
それから、本来の目的は子どもに日本語の本を見に地下に降りていった。
もうすぐ5歳になる次男に『エルマーのぼうけん』(R.S. ガネット)と『昆虫とあそぼう』(とだこうしろう)を選んだ。日本語は読めないどころか、ほとんど分からないのだが、日本語の本を読んで聞かせるとじっと聴いている。そのうち分かるかもしれないという淡い期待を持って読み続けることにしている。「エルマー」シリーズは自分が小さい時に読んでおもしろいと思った記憶がまだ残っているので、是非読ませたいと思った。

7月に9歳になる長男には『ファーブル昆虫記4:サソリの決闘』(奥本大三郎)を選んだ。今回は昆虫シリーズにすることにしたのだ。兄弟二人とも虫に興味があるのは、自分の子どもの頃のことを思い出すと、よく分かる。男の子はみんな、ある時期虫に熱中するようだ。

辞書が欲しいと言っていたので、何か買おうと思ったが、よく考えるとどういう辞書が必要なのか分からなくなってくる。ふだんは英語で勉強しているのだから、英英辞典が必要ということになるが、それならわざわざ日本製の英英辞典を買うよりも、英米で出している国語辞典みたいなもの(英語辞典)を買えばいいのだということに、いまさら気がつく。土曜日の日本語学校の教科書に出てくる日本語の意味が分からないとよくきくので、和英辞典を一冊買うことにした。ひらがなに慣れるために、Romanise していない和英辞典を選ぶことにした。いろいろあったが、『ライトハウス和英辞典』が一番印象が良かった

もう一冊長男には算数の参考書のようなものを買おうと決めていた。インターナショナル・スクールのカリキュラムで出てくる算数の内容は日本とはかなり違う。いきなり小数と分数がいっしょに出てきたりして、分かっている子には効率が良いが、分かってない子には厳しいというかんじがする。学校の宿題をいっしょにやっても、長男がどこまで分かっているのはなかなか判定するのも難しい。それで、日本ではどうやっていたかを思い出そうとしていたのだが、覚えているわけはないので、日本の参考書を見てみようと思っていたのだ。『小学3・4年算数自由自在』をパラパラとめくってみると、全部インターナショナル・スクールでやった範囲のものだった。自分が小学生の頃『自由自在』が好きだったのは覚えている。長男はどうだろうか。

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