Saturday, April 26, 2008

Starbucks で仕事

8泊続けて予約できるホテルがなかったので、一泊目がAKA United Nations、二泊目から七泊目がDiplomat Hotel、八泊目がBest Western という実に面倒くさいことになった。AKA United Nations とDiplomat Hotel は長期宿泊者用のアパートで、全部スイートルーム・キッチン完備でかなり期待していたのだが、Diplomat Hotel は150ドルというNYではあり得ない価格なので用心もしていた。NYで普通にきれいなホテルに泊まろうと思えば、サービス料・税金込みで300ドル以下ではほとんどないだろう。
AKA United Nations は清潔で従業員の態度もよく、快適そのものだった。305ドルでは安いくらいだ。
そして、Diplomat Hotel に二日目にチェックイン。やってくれた。広いが内装はいまいち。そんなことは実際はほとんどどうでもよいのだが、なんとインターネットの接続がない!信じられないがない。爆発しそうなストレスを感じる。

長期滞在している住民に会ったのできいてみると、近くのスターバックスで繋いでいるという。
というわけで、今日はオフィスは休みなので朝からスターバックスに行くことにした。
どこに行ってもそういう風景を見かけることはあるけど、自分はしたくないと思っていた。が、とうとうやるはめに。

繋いでみると、ものすごいメールの洪水になっている。となりに座ったアメリカ人のおばさんが、「私はそういうのはやらないね、みんなそういうのにはまって。私はやらないから」と別にききもしないのに、一人で言っている。「もう身体の一部みたいなもんだから、はまるもはまらないもないんすよ」と言うと、「そう、そう、みんなそうなのよ」と哀れまれた。近代を憂うおばさんなのかもしれない。

しばらくして、AとBを呼んだ。昨日、し損ねたミーティングをスターバックスですることにした。契約がどうとか、入札がどうとか、資金のトラッキングがどうとか、スターバックスで男3人がラップトップをにらんで真剣にやっている姿を、自分もその一部なのに、どうしてももう一人の自分が遊離して客観的に見てしまう。実にむさくるしいというか、美しくない。

ランチをいっしょに食べるというオプションもあったはずだが、結局午後に解散して、それぞれ散らばっていくことになった。三人とも、もう十分という気分は共通していたのだと思う。Aはトイザラスにおみやげを買いに、僕はDVDを買いに出た。

"Charlie Wilson's War"が今回はあっさり見つかった。奥さんが見ていないという"007 Casino Royale"、そして次男の好きな"Cars"、それ以外に子ども用に、"The 11th Hour"、"Stardust"、"Peter Pan"も選んだ。Milla Jovovichのシリーズもの"Resident Evil"と"Resident Evil: Apocalypse"の2枚セットを自分用に買った。ストーリーにほとんど意味のない、たわいのない映画なのだけど、頭が破裂しそうに熱くなった時に、呆然とMilla Jovovichの動きを眺めるのは沈静効果があるような気がする。Ultra Violet は僕の中ではほとんどトランキライザーと化していた。

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