Friday, October 10, 2008

また慰安旅行かと陰口を叩かれています

今日NYから帰ってきた。昨日の午後3時にLong Island のMontauk というところからバスでQueens まで行き、そこからタクシーでJFK空港に行って、パリ経由でコペンハーゲンに着いたら、ちょうど1日後の午後3時だった。6時間の時差があるので、16時間移動していたことになる。意外と疲れていない。

JFKからの出発便はいつも遅れるが今回も遅れた。離陸してから機内で、パリの乗り継ぎ時間が1時間しかないことを考えると、もうコペンハーゲンまでの乗り継ぎ便は諦めるしかないな、パリで一泊してこの前行って感動した『円』という蕎麦屋に行こうかなどと考え始めていた。

パリからEU圏内に入るので、ジャルル・ドゴール空港で入国(入EU)審査を通過することになる。世界中から観光客を集める国なので、これが結構長い列になる。それからまたEU内便の搭乗のためにセキュリティのチェックの長い列に並ぶ。そんなステップを考えると、パリに到着した時間がコペンハーゲンまでの乗り継ぎ便の出発時刻だったので、もう100%乗り遅れただろうと思いながら、搭乗ゲートまで一応行ってみたら、もう誰も乗客はいなかったが、そこにいる空港職員の人にきいてみると、僕が乗る予定の便はまだ離陸していなかった。これに乗ることを全然想定していなかったので、かえってあわてた。乗り継ぎ客のためにわざと遅らしたのかなと思ったが、真相は闇の中だ。

それにしてもフランス人はずっと英語が下手なままだとつくづく思う。フランス語に誇りを持っているから、英語を熱心に学ばないという説があるが、それが本当なら相当に強情ではないか。インターネットの普及は一気に英語の帝国主義的拡張を加速したと思うのだが、フランス人はそれに抵抗して必死にふんばっているのだろうか。日本は必死に迎合しようとしているにもかかわらず、結果的にはフランスと同じように英語の浸透が永久に不可能な国だと思う。

デンマークのように誰でも流暢に英語を使う国に慣れてしまうと、フランスとか日本はかなり特殊に見える。しかし、デンマークでも街の中の表示などは徹底してデンマーク語でつっぱるし、英語の新聞や雑誌も出版していない。日本でさえ英字新聞が何紙もあるというのに、これまた強情だと思う。英語を喋るだけなら喋ってやるが、書くものまで英語に侵略させてたまるかという意気込みを感じる。これもやはり、フランス人のように、デンマーク人の誇りから来ているのだと思う。

NYに1週間いたので、いろいろと会いたい人もいたのだが、結局半分は計画倒れに終わってしまった。出張に行くと、僕のような通常業務が続く仕事では、それに出張先の仕事を積み上げられるわけだから、当然全体の仕事量は増えてしまう。出張の時は出張の仕事だけという仕事をやれたらいいなといつも思う。それならいくらでも出張するのだが、固定コストのように常に付いて回る業務がある身ではそれははかない夢にしか過ぎない。

しかし、今からでも遅くないかも。どなたがそんな仕事斡旋してもらえませんか?

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3:00 pm Shuttle Bus from Montauk Yacht Harbor to Montauk Busstop
3:45 pm Hampton Jitney from Montauk to Qeens, $30
6:50 pm Taxi $28 to JFK
AF09 2250 1250+1 JFK - CDG
AF2350 1250 1445 CDG - CPH

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