Sunday, December 09, 2007

Helicobacter pylori

最初、医者の口からHelicobacter pylori という言葉が出てきた時はまったく何も思い浮かばなかったが、後でウェブをみると、これは日本語でいうピロリ菌のことではないか。といっても、それについて詳しく知っているわけでも何でもないが、このピロリ菌という音の感触は耳に残っている。数年前日本の新聞を賑わしていたことがあったのではないか。ただ、その時も今も何も知らない。

ちょろちょろとウェブを見て、「この菌を起因として、いろんなことが起こり得る」ということは分かったが、具体的に妻の身体に今何が起こってそれが様々な症状にいかに結びついているかはまだ分からない。とにかく体内からこのHelicobacter pylori を殲滅しないといけないのは確かなのだろう。

それにしても、ようやく先が見えてきたというのに、「もう緊急ではないから、この後は別の医者で検査を続けてくれ」とは、なんと中途半端なのだろう?ともかく、そういうことで金曜日中に妻は退院し、来週別の医者に行くことになった。

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昨日(土曜日)は、長男の通っている土曜日だけの日本語補習校でのクリスマス会だった。12時からだというので、午前中は家にいると、長男の担任の先生から電話がかかってきた。なんと午前中は普通通りの時間で授業があったのだ。そういう連絡を僕はメールで受け取っていたらしいがまったく記憶にない。あやまるしかない。

これはほんの一例で僕は子どもの学校で何が起きているかまったくフォローできていない。一日30分くらいは子どもの学校の勉強を見ようという斬新なアイデアはあるのだが、実際は1週間に一度みることができるかどうかという程度だ。平日のインターナショナル・スクールも宿題が山ほどあるし、日本語補習校の方は1週間に一日でい週間分を進もうとするのでこれも宿題がたくさんある。かなり困ったものだ。

クリスマス会では長男のクラスは劇をやったのだが、我が家の長男は一階もリハーサルというものに参加していない。金曜日の夜あわてて台詞を覚え、父親と少し練習しただけで、ぶっつけ本番ということになった。

一夜漬けで覚えた台詞をちゃんと舞台上で喋っている長男を見て、ちょっと感動した。劇の構成もシンプルで分かりやすくできていて、観客にはかなり受けていた。担任の先生がかなり頑張ったのだろうと思う。ほったらかしでも、こうやって子どもは育っていくものなのかと思いながら、長男の演じる劇を見ていた。

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最近、新聞で「カブールノート」の紹介記事を読んで本を探したが、見つからないのでなんとかならないかという問い合わせが来た。本が見つからない、なんとかしてほしいという問い合わせがくることは時々ある。しかし、もう6年も前の本だし、爆発的に売れる見込みはないわけだし、出版社としても再版に踏み切りにくいだろう。

中古品を探してもらうしかないのが現状だけど、今アマゾンを見たら、なんと古本が一冊7,000円で売っているではないか!(→ここ。)1,000冊くらい手元においておけばよかった。

でも、今頃になって紹介記事を出すというのはどういうことなのだろう?どなたかご存知ですか?

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