コペンハーゲンのIcebar は家から歩いて20分ほどのところにあるが、行ったことがなかった。人生の半分以上を大阪で過ごしたにもかかわらず通天閣に行ったことがないのと同じかもしれない。しかし、氷に囲まれたマイナス5度のバーは子どもには受けるかもしれないと思って行ってみることにした。
ウェブを見ると何ヶ月も前から予約をしてわざわざ外国からストックホルムまでやってくる人の話や、観光バスがやってきてドッと客が入ってくる話やら、どうも行く気の失せる内容が目に入る。あまりとんがった人たちと遭遇したくないので、4時半の開店早々に行くことにした。
ストックホルムの気温はすでに摂氏10度ほどでかなり寒く感じる。僕はコートを着ていたのだが、Icebar の中に入る前にコートの上からさらにぶ厚いケープを着せられた。それでも、Icebar の中は、当たり前だが寒かった。40分間の交替制らしいが、40分いるのは難しいんではないだろうか。
氷でできたグラスでウオッカを飲むのだが、この寒さではなかなか酔わないだろうと思った。15分くらいいたと思うが、想像してたよりおもしろい体験だった。もの好きな観光客は何千万人もいるのだが、一人一回行くまで当分Icebar はもつだろうと思った。
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