Saturday, September 23, 2006

Commandante

ゲストハウスに転がっていた『Commandante』のDVDを昨夜見た。フィデル・カストロをオリヴァー・ストーンがインタビューし続ける。背景には インタビューの内容に関係するドキュメンタリー・フィルムが重なったりする。○○主義とか△△主義とか、そんなものとは関係ないところで、カストロとオリ ヴァー・ストーンの人間の違いが全面に出てくる。just war を戦ったと信じている人を、自分はunjust warを戦ったのではないかと問い続けている人がインタビューをしている。カストロはいかなるドグマからも、もっとも遠いところにいる人だった。ヴェトナ ムでオリヴァー・ストーンが負った精神の深い傷は癒えることはないのだろうと思った。それが彼の才能の起爆剤なのかもしれないが。
カストロ以後のキューバが安定し続けることを祈る気分になった。

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