Saturday, February 02, 2008

右往左往

全然知らなかったが、来週の火曜日から二日間、東京でアフガニスタン復興について国際会議があるらしい。

TOKYO, Feb. 2 (Xinhua) -- Japan will host a two-day international conference on Afghanistan's reconstruction started from next Tuesday in Tokyo, officials from the foreign ministry said on Saturday.

Delegates from 24 countries and international organizations will take part in and to hold discussions on the topics of security, economic development and further financial donations for the war-torn country.

こういう会議でリアルタイムの現実を反映するのは難しいものだが、かといって、もうすでに現場からの自己批判がおおっぴらに出てきている今となっては、あんまりのーてんきなことを言うのもかっこがつかないだろう。いったいどういう基調で運営していけばいいんだろう。担当者は苦しいだろうな。

明日からまたNYだ。費用対効果を考えると、これもまた疑問だらけ。そんなことより個人的には、ともかくめんどくさい。まったく電話も会議もメールも入ってこず、誰も話しかけてこない、仕事だけに没頭できる、そんな日が一週間に一日あれば、全体としてはものすごく仕事の効率があがると思うのだが、そんなビジネス論はないのだろうか。

NYに行くと言っても、「めんちゃんこ亭」の皿うどんと、「酒蔵」のそばと、「蘭」の寿司と・・・・、和食を食べる予定しか頭に浮かんでこない。まるで日本に帰るような気分だな。

今日は午前中で終わる日本語学校に行っている息子を迎えに行こうと準備をしていたら、エリトリアのオフィスから電話がかかってきた。エリトリア・エチオピアの国境紛争の停戦を監視する平和維持活動に関する安全保障理事会と国連事務総長の発言が矛盾して、どうも困った事態になっている(はあ?)、エリトリア政府がガソリンの配給を止めたので備蓄でしのいでいるが、あと1週間ももたない(そう)、撤退の準備を始める(はあ)・・・

やっと2008年度の予算が承認されたと思ったら、あぁぁーーー、もう知らないよ、勝手にしてくれ、と言いたくなったが、結局1時間くらい話していた。運良くか運悪くかどうせ月曜日はNYなので、DPKOの担当者と話をして、どういうシナリオが想定されているのか聞かないと。

それと同時に、とりあえずローカル・スタッフの給料と当分もぬけのからになるかもしれないオフィスの家賃を半年分くらい払える処置をしておかないと、ゴタゴタが始まってからではめんどくさいことになる。言うのは簡単だが、恐ろしく非効率な官僚システムの中ではこういうことが一番うざい。胃が破裂して血が噴出しそうなくらいフラストレーションがたまる。今から遭遇することを考えただけで、もう胃が捻り上げられるような感覚がある。

しかし、エリトリアのオフィスの人は明日、アディス・アベバに当面の引越し先を確保しに行くと言っているし、文字通り右往左往の状態なのだろう。こっちでお金のことくらいバックアップしないと、フィールドの人は困ったことになってしまう。なんとかしないと。

NYは暖冬らしい。ウェブの天気予報を見るとコペンハーゲンよりも平均して5度くらい高い。何着ていこうかな。ダウンは邪魔かもな。あーパッキング面倒くさい。唐突だけど、マドンナなんて一生自分でパッキングなんてしないんだろうな。


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3 FEB 2007: Northwest 8428 12:15-13:40; CPH-AMS
3 FEB 2007: Northwest 8643 18:10-20:10 AMS-JFK

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