Tuesday, December 14, 2004

着いた

一昨日(12日)カブールに着いた。ゲストハウスになんとワイヤレスLANがあった。変わったもんだ。でも、curfew は夜10時から朝6時まで。レストランでの食事は禁止。買い物も禁止。歩行も禁止。security は悪化している。

カブールへ行く前の日にドバイで書いたのだがPCに残っていたので追加。
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041210
Emirates Airlines 202 New York JFK Dubay 2330 2105 (+1)

今日は朝からずっと霧雨だった。傘を持っていないので、あちこちうろうろするたびに濡れるがすぐに乾く。DPKOのオフィスで朝からミーティング。カブールとNYをつないでTele-conference をするのだが、なかなか繋がらず、繋がってもすぐ切れて、frustrating なミーティング。その後、NYのスタッフだけでミーティングをやって午前中にすべて終わる予定だったが、結局全部終わったら午後3時半になっていた。それから、UNFCUという国連の人だけを顧客にしている銀行に行って口座を開いた。ジュネーヴが本部の時はスイス銀行の口座に給料などは振り込まれていたが、今回はNYが本部になるのでそれでは不便ということで新しく口座を開いた。

早い目の夕食をとってJFKに向かった。ラウンジにはなぜかビーチにあるようなパラソルとリクライニングチェアのセットが並んでいる一角があり、そこで横になることにした。一応PCを開いてみると、やはりWireless LANが繋がったけど、場所が悪いのか、電波が弱くてどもならん。すぐ諦めて、コートを頭からかぶって寝た。ドバイ行きのアナウンスが耳に入ってふと目覚めると、なんと2時間もそこで寝ていた。不思議だ。半分寝て、半分覚醒していたのだろうか。ちょうどゲートに行く時間だ。

また12時間半のフライトはつらい。隣はタンザニアの女の人。気さくな人だけど、うるさくなくて助かった。それでも、これだけ長いと、いろいろ話すこともある。フライトも半分も過ぎると、もう同じ苦難(フライト)を乗り越える同志という感じだった。

ドバイに着くと、30軒くらいのホテルの迎えが来ているが、僕のホテルの向かえは案の定来ていない。30分ほど待ったが、もう諦めて勝手に違うホテルに行く決心をして最後の一回りをしていたら、全然違うホテルの人がどこのホテルを探しているんだと訊くので、もらったメールのプリントをそのまま見せたら、その人が自分の携帯でそのホテルに電話してやるという。彼はまるで僕の代理人のように、そのホテルに電話して、もう1時間も待っているのに(誇張している)何してるんだ!と抗議している。ホテルの人に向かえに来ているはずのドライバーの携帯の番号を訊いて、今度はそのドライバーに電話して、いったいどこにいるんだと怒っている。どうやら、ドライバーは空港に着いたとこらしい。僕のいる場所と服装を説明して、すぐに来いといっている。電話を切った後10秒くらいでドライバーはあたふたとやってきた。そのドライバーと歩き始めると、また別のホテルの人たちが口々にあっちにもいるぞ、こっちにもいるぞと、そのドライバーに告げている。このホテルを待っていた人たちが他にも何人かいて、だれかれに訊いていたのだろう。そのドライバーはひどく恐縮した顔で自分の顧客を拾い集めていた。

ホテルに着くと、もう午後11時だった。飛行機に乗ったのが10日の夜だったが、11日はこうして実感することなく終わった。

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