Tuesday, February 24, 2009

Kubuntu (1)

Kubuntu を入れた。一言だけの感想を言うとすれば、”素晴らしい!”。
3年前に買ったコンピュータに入れたのだが、まるで新品に戻ったような気がする。捨てなくて良かった。

問題がなかったわけではない。いろいろと手間取った部分もあったが、そのほとんどはシステム言語を英語にして、日本語入力が可能にするということに関わるもので、ただ単にKubuntu を入れるということに関しては実に簡単にできた。かつて、Windows 2000 を入れた時の七転八倒とは比べ物にならない。実際そんなことは比べられないのだろうが。

ちなみに僕はコンピュータのことはまったく知らない。コンピュータ言語については入り口も分からない。ただ単にいくつかのアプリケーション・ソフトのヘビーユーザーではあるだろう。それも、仕事のためであって、いわゆるエンタメ系については音の出し方も分からないというレベルだ。それでも、Kubuntu 導入のほとんどのことを二人がけソファに横になりながら、ほぼ片手でちょろちょろとPCを触りながらできたのだから、誰にでもできると思う。

あの鈍重だったPCが今とてもさくさくと動く。そして、Kubuntu にいっしょについてくるソフトの素晴らしさにまた感激する。すべてのソフトをまだ探求したわけではないが、このソフトの一群を見ているとなんというか、ドリームチームという感じがする。

これがすべて無料だというのに、世界中で有料のOSとアプリケーションソフトにお金を払い続けているのが、ますます奇異に思えてくる。世界の半分(一日2ドル以下で生活する側)にこういうコンピュータが行き渡れば実におもしろいことになるではないか。ただ単に情報格差に対処するだけでない。有料世界の”世界標準”に対しても脅威となる。

Kubuntu、あるいはその母体であるUbuntu、もしくはそのもっと元になっているLinuxには自由で誰にでも開かれた巨大なコミュニティがネット上に存在している。まったくのド初心者である僕にも開かれている。Kubuntuのインストールの過程で、いろいろな疑問に直面するのだが、誰も聞く人がいないから、結局あちらこちら検索したおして、解答を見つけながら進むということになる。どんな問題であろうと、必ず他にも同じような問題に遭遇している人がいるものだ。そういうド初心者の質問に対して、もっと分かった人がいろいろとアドバイスをしている。それを見ながら、特に僕にとって最大の問題であった日本語入力の問題なんかに対処することができた。

検索したおしている時に気がついたのだが、個人のブログでいろいろとKubuntu やUbuntu、あるいはLinuxについて書いている人がたくさんいて、それも非常に役立った。こういう人たちはかなりの専門家であるようで、読んでも分からないことが多かったが、中にはとても役に立ったケースもあった。例えば、以下のようなブログ。「私のTech記憶」や「ennui」は役に立つだけでなく、かっこいい。

私のTech記憶
Viva! Ubuntu (Old)
Viva! Ubuntu!!
Pebbles in the Sand
Hatena::Diary::Ubuntu
RM Jones' Adventure
ennui
I am a cat. 我輩は猫である。
kanzメモ
Suttoko Dokkoi
いくやの斬鉄日記

というわけで、僕も、何か還元しようと思うのだが、専門的なことは分からないから、今から有料独裁電脳体制から抜け出そうと思っているが僕と同じくらいド初心者の人が参考に出きるように、Kubuntu の導入から何が起こるかをボチボチ記録にしておこうと思う。

まず、入り口から。
Ubuntu :Ubuntuのホーム。ここから、いろいろな派生OSへも行ける。
Ubuntu Japanese Team :Ubuntuの日本語化を行っているホーム。ここからは派生OSへはとべない。
Kubuntu :これがKubuntuのホーム。ここから僕はKubuntuをダウンロードした。最新版は、KDE4.2だが、ダウンロードできるのは、KDE4.1で、4.2へは自力でアップグレードしないといけない。これが最初の難関になったが、なんとかなるものだ。ここからは次回にしよう。




←Kubuntuの見栄え。

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