Tuesday, June 20, 2006

要約から意見へ

やっと家に帰り着くと、『国語総合』という本が届いていた。もう忘れていたが、高校の教科書に「カブール・ノート」の一節を載せるという話が1年ほど前にあった。とうとうあれができたのだ。

開いてみると、現代文と古文と漢文が入っている。今の高校の科目割りがどうなっているか全然分からないのだが、国語総合というのは、どうやらそういう科目のことらしい。

実に丁寧に作られている。自分の文章の荒さが目立つ気がする。現代文編には25個くらいの文章が入っていて、それらが五つの「表現の扉」に配分されてい る。「カブール・ノート」は、「表現の扉2 要約から意見へ」というところの「記録」という場所に収まっていた。「要約から意見へ」というのは、「カブー ル・ノート」に実にぴったりだ。

ちなみに他の扉は、「表現の扉1 メモからの発想」、「表現の扉3 調べて発表する」、「表現の扉4 体験を聞く」、「表現の扉5 話し合いから文章へ」で、最後の5には文が入ってない。ここで、生徒の実践ということになるのだろう。全部読んでみようと思った。

この教科書は30年前の高校生にはまったく想像つかないことだったな。

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