Friday, January 21, 2005

Through the Narrow Gate

昨日のテレビのニュース番組はブッシュの就任式ばかりうつしていた。いっしょにテレビを見ていたイギリス人は、「あ~、やめてくれ~」と喚いていたけど、僕は一応ブッシュが何を言うか確かめたくて、21分の演説を全部聞いていた。まさに美辞麗句の洪水なのはしかたないとしても、こんなにいいそうなことばかりで埋まっている演説も珍しいのではないだろうか。結果的には聞く必要は全然なかった。でも、聞かないと確認できないし。

今日もFox Newsは昨日の就任式の話題を引きずっている。ブッシュ大統領は就任式の後のBallで奥さんと8分54秒ダンスしたそうだ。そんなことはどうでもいいのだが、昨日の就任式でアメリカ国歌が歌われたけど、聞きなれないメロディだった。あれが正式の国歌だったのか?いっしょに見ていたイギリス人もやはり、あれっ?という顔をしていたので、アメリカの国歌と言えば、あれじゃないのかと二人してメロディを口ずさんでみると、二人ともジミヘンの歴史的な演奏を口でグィーン、グワァーンとかやっていた。あれは国歌じゃなかったのか?

カブールに戻ってきてから、寝る前は、Karen Armstrong のA History of God を毎日少しずつ読んでいたのだけど、これは少し読むと考え込んでしまうので、あまり寝る前に読む本としては適当ではなさそうだ。何冊か別の本をぱらぱらとめくっているうちに、同じ著者のThrough the Narrow Gate を開くことになった。昨日少し読んで見ると、やめられない。これは面白すぎ。世界のベストセラーになったのも納得できる。これを読み終わるまで他の本は読めないだろう。

今晩は、大使館のT君のところで鍋物をやるので、食べに行く。

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