Sunday, May 10, 2009

Comedian-in-Cheif

日本でも政治家がとばすジョークというのはテレビが好んで流すが、ほんとに世間がおもしろいと思うようなジョークがその中にどれくらいあるのか甚だ疑問だ。おもしろくもなんともないと思うことがほとんどだっだように記憶している。何一つ思い出すようなものがないのがそのいい証拠かもしれない。

不気味なのは、そういうおもしろくもなんともないジョークをとばしている政治家を囲んでいる人たち、そのビデオを流すテレビに出ている人たち、みんな一様におもしろがっていることだ。そんな政治家が軽妙洒脱な話術でマスコミを煙に巻くやり手、とかなんとか評価されたりする(うげっ)。ほんとにそんなに笑えるほどおもしろいのだろうか。そういうのを見ると、何も分からず笑えないのは世界で一人だけなのだろうかと心配になってくる。

ほんとにおもしろくないから笑えない、無理に笑おうとすると、泣きそうになってしまう。みんなが笑っているのに一人笑わないというのは孤独だ。

Comedian-in-Chief というのは、Commander-in-Chief(国家の軍の最高司令官)をもじってるのだが、この言葉がテレビでもネットでもこの1、2日ほど使われ倒している。5月9日にオバマ大統領が White House Correspondents' Dinner で行ったスピーチのことなのだが、これが抱腹絶倒もの、プロのコメディアン以上におもしろかったのだ。最後には何気に話を渋い方向に持っていってしめる。うまいわ。CNNで何度も見て何度も笑った。久しぶりにゲラゲラ笑った気がする。Youtube に行ってとってきた。そのうち、和訳も出るんじゃないだろうか。下に張っとく。






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