Tuesday, May 16, 2006

こっちも今回は全員実名で

笑った。あっ、またトラックバックが付いている。いまだにトラックバックが何か理解していないのだが、とりあえずクリックしたら、「札幌から出直します」 ページが出てきたではないか。トラックバックとはそういうものとすると、驚くのはかなりアホなのだろう。まあ、どうでもいい、僕は一人で笑いころげた。目 から涙がにじみ出てきて、PCのディスプレイがぼやけてしまったくらい笑った。といっても、悲しいわけでも、感動したわけでもない。ただ、あまりにバカバ カしくて、笑いが止まらなくなって、笑いで顔面が歪んだまま、元にもどらず、涙が物理的に目から搾り出されただけなのだ。人が失業して、これからどうやっ て家族を養っていこうかって時に、「パリでバーをやらないか」だって?後藤健二、ほんとバカだよなあ。でも、そういうの好きです。死ぬまで、そのままでい てほしい。素っ頓狂と天才は紙一重だから、後藤健二にもいつか爆発してほしい。

ところで、松島倫明も出張かよ。NYなんか行ってヘラヘラしてるから、離縁されたあげくに、原稿も集まんないだって。ちょっとは、「フォーサイト」の ショーコさんを見習ったらどうだ。原稿集めて、結婚して、もうすぐ一児の母だぞ。とまあ、これも言い訳の一貫で、とっくに企画は没になった後で、いつか松 島倫明が人生のすべてを後悔するような原稿を送りつけてやろうと、しみじみと二日に五分くらいのペースで僕はまだ松島発注の原稿を考え中なのでした。

ああ、眠すぎてハイだ。夜、帰宅した頃はたいてい疲れ果てていて、ベッドにどっと横になる。そのまま寝てしまうのだけど、たいてい30分とか1時間で目が 覚めてしまう。その後が悲劇だ。シャワーを浴びたり、料理をしたり、テレビを見たり、本を読んだり、原稿のことを考えたりするのだが、もう眠れない。

そうやって、もがいているうちに、一昨日はハッと気が付くと、朝の5時半になっていた。もう寝るのは完全に諦めて、僕はキッチンのある階に下りて行き、 朝っぱらからアーティチョークのガーリック炒めを作って、生ハマといっしょにそれをパンではさんでサンドウィッチを作った。これはおいしいぞ。みなさん、 試してみてください。

BBCを呆然と見ながら、サンドウィッチを食べて、7時半頃に車を呼んで、その日はとっととオフィスに行った。僕の顔を見たアミールが、Oh, my God, you didn't sleep、とあっさり言ってのけた。僕の顔はぼけまくっていたらしい。あまりのしんどさにその日昼休みにゲストハウスに帰って、昼寝をした。1時間くら いだけど、これは異様に快適だった。

そして、またオフィスに戻り、明日から出張なので、いろいろと片付けだすと、あっという間に9時になっていた。今日もまた眠れないだろうと思っていたが、 どうせ明日は朝6時半にチェックインしないといけないし、最初っから寝る気はまったくなかった。カブールからドバイへ向かう飛行機の中で寝ればいいし、ド バイのトランジットが14時間もあるので、ホテルを予約していたから、ドバイで眠りこければいいと思っていたからだ。

そして、案の定というか、予定通りというか、僕はまったく眠らずドバイ行きの飛行機に乗ったのでした。2時間半の飛行中たぶん1時間は寝ていたと思う。ホ テルにチェックインして、PCをつないでくそメールの山をダウンロードして、ちらちらと仕事メールを見たら、気分が悪くなってきた。「パリにバー」で命拾 いしたようなもんだ。今のうちに寝よ、寝よ。出発まで、まだ12時間ある。

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