Saturday, January 05, 2008

ねむ

AF291 04 JAN 08 KIX CDG 12:35 17:20
AF1250 04 JAN 08 CDG CPH 19:10 21:05

朝8時に家を出る予定だったが、1時間以上遅れてしまった。関空に着くと、ほとんど待ち時間もなく搭乗することになった。パリ経由なので、さすがになんというか「パリ行ってきます」と「パリに帰るぜ」っぽい人たちでいっぱいだ。飛行機というのは行き先によって、乗客の人相がガラっと変わったりする。

パリまで12時間40分。パリの気温は10度だとアナウンスしていた。乗り継ぎの時間は1時間50分だが、ここでEU圏内に入るので、入国手続きに相当することをするのはここになる。パリからコペンハーゲンはEU圏内移動なので、いわば国内線に相当する。そんなことをして、かつターミナル間を移動していると、1時間50分というのはぎりぎりだ。

それにしても、シャルル・ドゴール空港はこんなにこんがらがった空港だったかな。この時点で家を出てからもう14、5時間経っているので、子どもはかなり疲れている。バス停のように小さい空港ができないものだろうか。

やっと乗り継ぎ便の機内に入ったと思ったら、離陸の順番待ちで50分待機だと。混んでいる空港はどこでもこんなことになる。飛び立ちさえすれば、1時間20分で着くのだが、なかなかもどかしい。

コペンハーゲンに着いて外に出ると、痛い寒さだ。機内ではマイナス2度とアナウンスしていたが、凄まじい風が吹いているので、マイナス10度くらいに感じているのかもしれない。

結局、Door-to-door でカウントすると、ちょうど24時間の旅だった。家族全員疲れきっている。僕一人だけ、旅程を完了した時に感じる小さな達成感と今回日本から運んできた海外仕様の電気炊飯器その他の無事到着で少し高揚していた。明日は土曜日なので、長男の日本語学校がある。初日なので勉強はせずに書き初めをしてお雑煮を食べるだけだそうだ。無理させる気はなかったが、もし起きたら行ったらいいよと、長男に言うと、キッチンの方から、「明日は誰も起きないわよ!何を考えてるの、あなた?!!」という鋭く研ぎ澄まされた短剣がスパっと飛んできた。長男も僕も沈黙を守った。こういう時の処置は、お互いに何もなかったようにふるまうことになっている。そうだよな、無謀だような。しかし、僕は万が一時差ぼけで長男が目が覚めて眠れなかったりしたらってことをいいたかったんだけどな。まあ、流すしかない。

機内で『イン・ザ・プール』を読み終わった。思ったとおり、終始一貫おもろかった。

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