Saturday, May 14, 2005

アルバニア

アルバニア人の女性がオフィスに来た。最近オフィスのスタッフを公募しているので、ちょくちょく問合せがある。なかにはアフガニスタンに住んでいる人もいるので、ひょっこり話を聞きにきたりする。今日来たアルバニア人の人は、知り合いの紹介でやってきた。

ほんとはこれまでの経歴とか将来の野望とか、あるいは必要とされている仕事の内容とか、そういう話をするべきなのだが、どうもアルバニアのことが気になってしかたなくて、結局2時間くらいアルバニアの話を聞きまくって、次回は英語で書いたアルバニアの本を持ってきてくれるように頼んでしまった。

アルバニアの話はおもしろかった。全然知らなかったが、アルバニアは部族社会なのだ。彼女はアフガニスタンのパシュトゥーン族の部族規範がよく分かる、アルバニアの部族規範とそっくりだと言っていた。ほーーーーーーーーーーーーーっと、僕は息をのんで彼女の話を聞いていた。

ひょっとしてと思って、『ゲルマニア』を読んだ時も僕は一人でほーーーーーーーーーーを連発していた。古代ゲルマン人の規範は、パシュトゥーン族の部族規範とそっくりなのだった。ヨルダンに8ヶ月ほど住んでいた時も、アラブの規範を知れば知るほど、僕はパシュトゥーン族の部族規範を思い出したものだった。そっくりなのだ。

いろいろ話を聞いたけど、またいつかまとめて書こう。せっかく来てくれたのだから、最後に30分くらい焦っていろいろ仕事の話を説明した。しつこくアルバニアに行ってみたいと思いながら。

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