Friday, January 06, 2006

冬休み最後の日に、

やっと散髪に行くことができた。

12時半に妻の病院の予約があったので、ますそこに行って前回念のために行った乳ガン検査の結果をきくことにした。心配することは何もなく、ほっとした。 時間通り行ったのに、40分待って医者に会ったのが3分、220円の支払いをするのに30分待った。ワークフローを危機的に改善すべきではないだろうか。

その後、天気が良かったので歩こうということになって、住宅とマンションに侵食されるなか、かろうじて残っている墓場や田んぼのわきを散歩しながら、僕の大阪の散髪屋があるヴィソラ方面に向かった。子供たちには、墓場や田んぼが珍しいらしく、きゃっきゃとはしゃいでいた。

ようやく国道に出ると、子供専用の家具屋があったのでそこに入る。またしても、子供たちはそこではしゃぐ。上の子は、日本式なら今年の4月から小学1年生。息子はインターナショナル・スクールなので、去年の9月から1年生になった。

しかし、机もランドセルもなんにも持っていない。宿題もしない。なんにもしないで遊んでいる。こんなことでいいのかとも思うが、僕の同級生たちは、さんざ ん勉強していい大学行って、いい会社行っていったいどうなったのだと思うと、まだまだほっとらかしでいいと思ってしまう。ただ、宇宙飛行士か忍者かレー サーになりたいと言っているので、そのためにはすべて世界で一番じゃないとなれないとは言っている。勉強なんて自分で必要を感じた時にすればいいのだ。

それでも、あちこちで紙とペンを取り出して絵を描くので、都合の悪いこともあり、かつ掃除が大変であるという苦情もあり、机を買って、息子が一箇所に定住 できるようにしようかと最近考え始めていた。だから、子供用家具屋は僕も見たかったのだが、自分が欲しくなるような家具がいっぱいあるではないか。次回帰 国した時に一つ買おうと思った。

家具屋から僕は散髪屋に行き、妻と息子二人はヴィソラをぶらぶらするということになった。1時間ほどすると、息子二人が散髪屋に入ってきた。ぶらぶら歩き も終わったのだ。その後、気が進まなかったが、さかもとクリニックに年末にやった血液検査の結果をもらいにいった。結果だけ下さい、診察はいりませんと 言ったのだが、結果が悪いので診察も受けてくださいと看護婦さんが大きな声で言うではないか。

診察室に入ると、すべての数値が悪化していることを知らされた。何かが壊れた時、こういう数値になるんですけどね、という。なんじゃ、それは?何かが壊れたのか・・・?とりあえず、薬の量を増やして様子を見るらしい。

状況の悪さを察した妻が何を言われたか述べよと詰問調でいうのだが、特に何かが発見されたわけでもなく、説明のしようがない。

その後、暗くなってきたので、「かごの屋」に行って、しゃぶしゃぶを食べることにした。大人は2,980円で、子供は1,500円で、食べ放題の店だ。こ れが値段のわりに、なかなかおいしいのだが、食べ放題と言われても、ニキビ面の体育会系男子高校生でもない限り、そんなに食べれるものではない。食べ放題 でない2,200円の方を選んだ方が得かもしれない。

明日の朝6時にタクシーを予約した。事情の分からない下の子はまだはしゃいでいるが、上の子は泣きそうな顔をしている。パッキングもまだしていなかったが、子供が寝るまでいっしょに遊ぶことにした。結局、一睡もせず、出発することになった。

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