Sunday, January 22, 2006

観光

ちょっと前になるが、金曜日(20日)にとても、とても久しぶりにカブール市内をぶらぶらとドライブした。国連のセキュリティの締付が厳しく過ぎて実質的には軟禁状態なのでアフガニスタンらしい広々とした景色を見ると実に気分が良かった。

今はポスト・コンフリクト支援だの、反テロ世界戦(GWOT)だのとうるさくて、アフガニスタン固有の価値はもう一顧だにされなくなったけど(えっ、して るって?ドキュメントには、そう書いたって?ハイハイ。もういいよ。)、昔ながらの風景を見ていると、これを捨ててよそから借り物をもってきても、そりゃ 機能しないだろうと思う。
↑昔の砦(バラ・ヒサールという)。今も軍が使っている。(クリックしたら大きなります)

マニラやカルカッタや東京に他の地域から人が集まってくるように、カブールにも人が集まってくる。北の渓谷からやってきた人たちは、渓谷の斜面が懐かしい のか、それが習性になっているのか、あるいはただ単にカブールで土地を買えないだけなのか、みなさんカブール郊外の山の斜面に家を作って住み始める。元々 斜面に張り付くこのような家はたくさんあったが、また増えたようだ。新築らしいのがある。戦後、カブールにたくさん来たもんね。
↑バーブルという昔の王様の墓庭園の中に入り背面の山を見上げた。山に張り付く小さな家が見える。右の方にある白っぽい四角い箱がバーブルが眠る大理石の墓。

↑復興著しいカブール。えーっと・・・。その、まあ、色々あるしぃ。

No comments: