今はポスト・コンフリクト支援だの、反テロ世界戦(GWOT)だのとうるさくて、アフガニスタン固有の価値はもう一顧だにされなくなったけど(えっ、して るって?ドキュメントには、そう書いたって?ハイハイ。もういいよ。)、昔ながらの風景を見ていると、これを捨ててよそから借り物をもってきても、そりゃ 機能しないだろうと思う。

マニラやカルカッタや東京に他の地域から人が集まってくるように、カブールにも人が集まってくる。北の渓谷からやってきた人たちは、渓谷の斜面が懐かしい のか、それが習性になっているのか、あるいはただ単にカブールで土地を買えないだけなのか、みなさんカブール郊外の山の斜面に家を作って住み始める。元々 斜面に張り付くこのような家はたくさんあったが、また増えたようだ。新築らしいのがある。戦後、カブールにたくさん来たもんね。


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